認知症介護体験談A


[駆け出しケアマネの高齢者介護なびについて]
介護福祉士として10年、今年からはケアマネージャーとして働く管理人が運営する高齢者介護に必要な知識、介護保険制度の仕組み、介護する人の心得などをご紹介するサイトです。
また、認知症専門施設での10年の経験から認知症のご家族を抱える方へのメッセージやご家族の接し方などご紹介します。

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認知症介護体験談A

老人性認知症 90代女性
認知症にかかると発症前の人格と異なった人格がしばしば見られる。発症後の人格が本来その人の持っていた気性を現すことが多いといわれれている。この女性は、女学校の英語の教師だった。英語はもちろん、洋裁、習字、料理も得意だったと娘さんが話してくれた。認知症患者はとかく問題行動ばかり起こすようなイメージで捉えられているが、この女性はいつもニコニコとしていて、怒ったところは一度も見たことがない。目の前に、きれいな和紙や色紙を置いておくと、いつまででも、眺めたり、折ったりしながら、遊んでいる。食事の介助の際、いつもお気に入りの人形を目の前においている。おなかいっぱいなのに、まだ私が食べさせようとして食事を口に運ぶと「困ったわねー」といった目でその人形に相づちをうつ姿がなんとも可愛らしい。
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