痙性マヒ


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痙性マヒ

運動マヒのうち、筋肉が緊張して固くなっているタイプのマヒをいう。痙性とうは病的なつっぱりのこと。反対に緊張のないものは弛緩性マヒという。脳卒中などによる重度の中枢性のマヒでは、初期には弛緩性(ブラブラで動かない状態)だが、大部分が痙性に移行して固定する。脊髄損傷による下半身マヒの大部分も痙性マヒである。片マヒでは上肢は曲げるほうに下肢では伸ばすほうに痙性が強く出るため、それぞれ屈曲拘縮、伸展拘縮になりやすい。痙性期には関節可動域(ROM)訓練を行って拘縮を予防し、正常な動きが回復するのを待つが、マヒが固定したあとはこれ以上の回復は難しいため、ROM訓練の意味は小さい。その代わりに身体を起こして椅子に座る生活時間を増やすようにすれば、上肢は重力が拘縮を改善してくれ、下肢は姿勢そのものが拘縮の予防になる。
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