異色(症)


[駆け出しケアマネの高齢者介護なびについて]
介護福祉士として10年、今年からはケアマネージャーとして働く管理人が運営する高齢者介護に必要な知識、介護保険制度の仕組み、介護する人の心得などをご紹介するサイトです。
また、認知症専門施設での10年の経験から認知症のご家族を抱える方へのメッセージやご家族の接し方などご紹介します。

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異色(症)

食べ物ではないものを食べてしまったり、食べようとすること。寄生虫症の患者に見られる症状で異味症ともよばれるが、最近では認知症老人の問題行動の一つとして語られることが多い。視野に入るものに手をのばし、手にさわったものをなんでも口に運び、ゴミやお金、ハンドクリーム、壁土、さらには弄便(大便をもてあそぶ)といっしょになると便を口に入れてしまうこともある。人格崩壊の極致とされて、投薬したり抑制したりするのもやむをえないとされてきた。しかし、視野に入るものを口に運ぶのは赤ちゃんと共通する行動であり、フロイトのいう口唇期(誕生から1歳半までの口を通して世界を感じとる時期)への回帰ではないかとの仮説が出され、スキンシップをはじめとする母性的な受け止めをすることで、実際に異食が解消するケースも報告されている。
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